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STRUCTURE

見えなくなるところが、
家を守る。

地盤、基礎、柱と梁、壁、接合部、そして防水。どれも完成すると壁や床の中に隠れてしまいます。ユーキハウスが構造と耐久について何を大事にしているかを、順にお伝えします。

FACT

倒れなかった家には、理由がある

令和6年能登半島地震で、国の研究機関が木造建築物4,909棟の被害を調べました。建てられた年代によって、倒壊・崩壊した割合ははっきり分かれています。

2000年は、木造住宅の接合部の金物や、壁をバランスよく配置するための規定がはっきり定められた年です。この調査では、耐震等級2・3を取得していた木造住宅(計31棟)に倒壊はありませんでした。一方、2000年以降に建てられて倒壊した家には、壁の量や配置が基準を満たしていない例がありました。基準は、守られてはじめて意味を持ちます。

調査の対象は輪島市・珠洲市・穴水町で、多摩地域の数字ではありません。

EARTHQUAKE

地震の力を受け止める、5つの場所

地震の力は、屋根から壁、柱、基礎を通って地面へ流れます。途中のどこか1か所でも弱いと、そこから壊れます。だから、上から下まで切れ目なくつなぐことを大事にしています。

  1. 01

    地盤

    どんなに強い建物も、地面が沈めば傾きます。着工の前に地盤調査を行い、その土地に合った基礎の形と、必要な場合の地盤改良を決めます。

  2. 02

    基礎

    建物の重さと地震の力を、地面へ伝える部分です。鉄筋の太さと間隔は、コンクリートを流すと二度と見えません。流し込む前の状態を確認することが、いちばんの品質管理です。

  3. 03

    柱と梁

    家の骨組みです。自由設計で大きな吹き抜けや広いリビングをつくるときほど、どこに柱を立て、どの梁で受けるかの計画が効いてきます。間取りと構造は、同時に考えます。

  4. 04

    壁の量とバランス

    地震の横揺れに耐えるのは「耐力壁」です。ユーキハウスは面材と筋かいを併用します。量が足りていても、片側に寄っていると建物はねじれます。南側に大きな窓を取りたいときこそ、壁の配置を先に確かめます。

  5. 05

    接合部

    柱と梁、柱と土台、土台と基礎。力がいちばん集中するのは、部材と部材のつなぎ目です。ほぞ組みがきちんと納まっているか、補強の金物が図面どおりの位置に留まっているかを確認します。

OUR STRUCTURE

ユーキハウスの構造

柱と梁で組む木造の在来軸組工法に、壁と床の面材を張って建物を箱のように一体化させる「モノコック構造」を組み合わせています。間取りの自由さと、面で受け止める強さの両立がねらいです。

柱と梁だけの骨組み。横からの力が柱・梁・筋かいの軸と接合部に集中する
柱と梁だけ(線で支える)横からの力が、柱・梁・筋かいの軸と、その接合部に集まります。
骨組みに面材を張った状態。力が壁の面全体に広がる
+面材(面で受け止める)力が壁・床の全体に広がり、建物がねじれにくくなります。
工法
木造在来軸組工法+モノコック構造柱と梁の骨組みに、構造用の面材を張って一体化します。
耐力壁
面材と筋かいの併用面で受ける壁と、斜めに支える筋かいの両方を、必要な場所に配置します。
構造計算
全棟で許容応力度計算柱・梁・基礎の一本一本にかかる力を計算して、部材の大きさと配置を決めます。
耐震等級
等級3を目指して設計建築基準法の1.5倍の力に耐える水準です。下の図をご覧ください。
接合部
ほぞ組み柱と梁は、木を刻んで組み合わせる在来の方法で接合し、必要な箇所を金物で補強します。
床・構造材
剛床工法、構造用集成材
基礎
ベタ基礎
外壁
サイディング
防蟻
地面から1mまでの木部と、基礎の内側に処理シロアリ保証は5年です。保証の内容を見る

INSIDE

壁の中、床の下。4つの要点

面材で覆われた木造2階建ての構造。一部から柱・梁・筋かいが見える
柱と梁の外側に張った耐力面材と、筋かい
格子に組んだ床の梁に、厚い合板を張った剛床
板を重ねて接着した構造用集成材の柱と梁
建物の下全体を鉄筋コンクリートで支えるベタ基礎

GRADE

目指すのは、耐震等級3

地震への強さは、国の住宅性能表示制度で3段階に分けられています。等級1が建築基準法と同じ水準で、数字が大きいほど強くなります。

耐震等級1

基準

例:一般の戸建住宅など

建築基準法が定める「数百年に一度程度発生する地震」でも倒壊しない強さです。

耐震等級2

等級1の1.25倍

例:病院や学校など、公共性の高い施設

等級1の1.25倍の力に耐える強さで、長期優良住宅の基準を満たします。

ユーキハウスが
目指す水準

耐震等級3

等級1の1.5倍

例:消防署や警察署など、防災の拠点

等級1の1.5倍の力の地震でも倒壊しない、いちばん上の等級です。

等級を上げると、壁が増えたり、窓の大きさに制約が出たりすることがあります。ご希望の間取りで等級3をどう満たすかは、プランニングの段階で構造計算とあわせてご説明します。

2025年4月から、第三者の審査が入るようになりました

法律の改正で、木造2階建ての住宅も、建築確認のときに構造と省エネの図書を提出して審査を受けることになりました。これまで省略されていた部分に、設計者以外の目が入ります。くわしくはコラムで

DURABILITY

強さを、長持ちさせる

建てたときに強くても、木が濡れたり腐ったりすれば、その強さは続きません。ユーキハウスは立川で2003年からリフォームを手がけ、年数のたった家の壁や床の中を数多く見てきました。家の寿命を縮める原因は、ほとんどが水です。

雨水を、入れない

屋根の防水シートや、サッシまわりの防水。完成すると見えなくなる部分にこそ、長持ちする素材を標準で使っています。雨漏りの多くは、屋根材そのものではなく、その下と、窓のまわりから始まるからです。

湿気を、ためない

壁の中や床下に入った湿気は、逃げ道がなければ木を傷めます。空気の通り道をどこに取り、どこから抜くか。断熱とあわせて、湿気の流れを考えて設計します。

直しやすく、つくる

どんな家も、いずれ手入れが必要になります。点検口の位置、配管の通し方、交換しやすい納まり。直す側の経験があるから、将来の手入れが大がかりにならないつくり方を選べます。

INSULATION

断熱は、全棟ZEH水準が標準

ユーキハウスの新築住宅は、すべてZEH水準の断熱性能(断熱等性能等級5)が標準仕様です。「断熱を良くするには追加のオプションを」という家ではありません。

断熱等性能等級位置づけ
等級4省エネ基準(2025年4月から全ての新築住宅に義務)
等級5ZEH水準 ← ユーキハウスの標準
等級6・7ZEH水準を上回る、戸建て向けの上位等級

壁・床・天井。家をぐるりと包む断熱

断熱材は、外気にふれる壁・床・天井のすべてに入れます。それぞれの中がどうなっているかを、層の順に図にしました。

壁の断熱。外側から、サイディング、通気層、透湿防水シート、耐力面材、柱のあいだの高性能グラスウール105mm、石こうボードの順
壁の断熱柱のあいだに、高性能グラスウール105mmをすき間なく入れます。外壁材の裏には空気の通り道(通気層)をとり、壁の中の湿気を外へ逃がします。
床の断熱。上から、フローリング、構造用合板24mm、大引のあいだの板状断熱材65mm、ベタ基礎の順
床の断熱床を支える梁(大引)のあいだに、板状の断熱材65mmをはめ込みます。その上は厚さ24mmの合板で、床下からの冷えをおさえます。
天井の断熱。屋根の下、2階の天井の上にグラスウール170mmを敷きつめる
天井の断熱2階の天井の上に、グラスウール170mmを敷きつめます。夏は屋根からの熱を、冬は部屋から逃げる熱をおさえます。

図は層の順番をわかりやすくするため、薄い材料の厚みを大きめに描いています。断熱材の種類と厚みは標準仕様の一例で、間取りや屋根の形によって変わる場合があります。

参考:住宅ローン減税は、家の性能で変わります

2026年(令和8年)に入居する新築住宅の、借入限度額と控除期間です。省エネ基準ぎりぎりの家とZEH水準の家では、限度額に1,500万円の差があります。

住宅の区分借入限度額子育て世帯・若者夫婦世帯控除期間
長期優良住宅・低炭素住宅4,500万円5,000万円13年
ZEH水準省エネ住宅 ← ユーキハウスの標準3,500万円4,500万円13年
省エネ基準適合住宅(令和8・9年入居)2,000万円3,000万円13年
省エネ基準に適合しない住宅対象外

控除率は年末のローン残高の0.7%です。実際に戻る金額は、ローン残高と、ご本人が納めている所得税・住民税の額で決まります。所得や床面積などの要件があります。くわしくはコラムで

STANDARD長期優良住宅にも、標準仕様のまま対応

  • 長期優良住宅対応が標準仕様ユーキハウスの家は、長期優良住宅に対応した仕様が標準です。別途の申請費用だけで、長期優良住宅の認定を受けられます。認定を受けると、上の表のいちばん上の区分(借入限度額4,500万円)が対象になります。※敷地や建物の規模など、諸条件があります。くわしくはご相談ください。

国は、遅くとも2030年度までに省エネ基準をZEH水準へ引き上げる方針です。くわしくはコラムで

SEE ITここに書いたことは、現場で確かめられます。昭島モデルの現場見学会は毎週土曜・日曜。仕上げで隠れる前の柱・梁・接合部・断熱・防水を、スタッフがご案内します。
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出典

構造のことこそ、
遠慮なく聞いてください。

図面や写真を見ながら、プランニング相談会でお答えします。

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