110万円の補助金、予算はもう63%使われた。みらいエコ住宅2026事業の現在地
2026年に新築で使える国の補助金は、予算の上限に達した時点で終わります。10月6日時点の残りと、間に合う条件を確認します。

補助金には締切が2つあります。カレンダー上の締切と、予算が尽きる日です。早く来るのは、たいてい後者です。
- 注文住宅の補助額は、GX志向型住宅110万円、長期優良住宅75万円(立川を含む5〜8地域の場合)
- すべての世帯が使えるのはGX志向型だけ。長期優良住宅は子育て世帯・若者夫婦世帯が対象
- 2026年10月6日時点の予算消化は、GX志向型63%、長期優良・ZEH水準37%
いくらもらえるのか
| 住宅の区分 | 補助額(5〜8地域) | 対象の世帯 |
|---|---|---|
| GX志向型住宅 | 110万円 | すべての世帯 |
| 長期優良住宅 | 75万円 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
| ZEH水準住宅 | 35万円 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
長期優良住宅とZEH水準住宅は、古い家の解体をともなう場合に20万円が加算されます。子育て世帯は18歳未満の子がいる世帯、若者夫婦世帯は夫婦のどちらかが39歳以下の世帯です(基準日は令和7年4月1日)。
注文住宅のZEH水準住宅は、申請の期限が2026年9月30日とされており、すでに期限を過ぎています。
予算は、あとどれくらい残っているのか
受付期間は遅くとも2026年12月31日まで。ただし、予算の上限に達した時点で終わります。公式サイトが毎日公表している消化状況は、10月6日午前0時時点(第Ⅱ期)で次のとおりです。
- GX志向型住宅:63%
- 長期優良住宅・ZEH水準住宅:37%
「家が完成してから自分で申請すればいい」と思われがちですが、申請するのは施主ではなく、登録を受けた事業者(建築会社)です。2025年11月28日以降に基礎工事に着手していること、床面積が50㎡以上240㎡以下であることなども条件です。建築会社が登録事業者でなければ、そもそも使えません。
では、どうするか
国のほかの補助制度とは重複できませんが、自治体の補助とは併用できます。東京都で建てる場合の組み合わせは、東京ゼロエミ住宅の記事で整理しています。
補助金は「間に合えば使えるもの」です。予算計画は、補助金がなくても成り立つ形で組んでおき、取れたらそのぶんを家具や外構に回す。この順番で考えると、振り回されずに済みます。
- 国土交通省・環境省「みらいエコ住宅2026事業【公式】(予算に対する補助金申請額の割合)」(2026年10月6日時点) https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/
- 国土交通省・環境省「みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【注文住宅の新築】」(2026年) https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/new-house/
- 国土交通省・環境省「新築住宅を対象とした補助金の予算上限額の設定について」(2026年3月26日) https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/news/2026032602.html
- 国土交通省・経済産業省・環境省「住宅省エネ2026キャンペーン【公式】」(2026年) https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/
制度・金利・統計の数字は、2026年10月時点で各出典に掲載されていた内容です。制度は変更・終了することがあります。お申し込みの前に、必ず最新の公表内容をご確認ください。