週1回の運動ができている人は、2人に1人。家に「移動ゼロ」の場所をつくるという答え
スポーツ庁の調査で、週1日以上運動している大人は51.7%。働き盛りの世代ほど低くなります。足りないのは意欲ではなく、移動の時間かもしれません。

ジムに入会したのに、通わなくなる。練習場に行く時間がとれない。理由はたいてい同じで、行って帰るまでの時間です。家の中にその場所があれば、子どもが寝たあとの20分が使えます。
- 20歳以上で週1日以上運動している人は51.7%。20〜50代の働く世代が低い
- この1年にトレーニング(筋トレや室内の運動器具など)をした人は12.3%、ゴルフのコースに出た男性は8.4%、ヨガ・ピラティスなどをした女性は10.0%
- 庭に置く小型のサウナは、2026年3月31日から消防の基準が整理された
大人は、どんな運動をしているのか
スポーツ庁の令和7年度の世論調査(4万人)から、この1年間に行った種目です。
| 種目 | 全体 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| トレーニング(筋トレ、室内運動器具など) | 12.3% | 14.8% | 10.1% |
| エアロビクス・ヨガ・バレエ・ピラティス | 5.7% | 1.4% | 10.0% |
| ゴルフ(コースでのラウンド) | 4.8% | 8.4% | 1.4% |
| ゴルフ(練習場・シミュレーションゴルフ) | 3.9% | 6.5% | 1.4% |
1週間の運動時間の中央値は69.0分。1日にすると10分ほどです。「この1年、運動をしなかった」人も21.7%いました。
家につくるとき、先に決めること
| やりたいこと | 設計で先に決めること |
|---|---|
| ゴルフの練習 | クラブを振れる天井の高さと奥行き、打球音と振動、ネットやスクリーンの下地 |
| トレーニング | 器具の重さに耐える床、床の傷と音、鏡と換気、コンセントの位置 |
| ヨガ・ピラティス | マットを敷ける広さ、床の温度、外からの視線、朝の光の入り方 |
| サウナ | 専用の電気回路、換気と防水、水風呂や外気浴への動線 |
共通しているのは、天井、床、電気。どれも、家ができてからでは変えにくい部分です。
サウナの決まりが、2026年3月に変わった
総務省消防庁は2025年11月に省令などを改正し、「簡易サウナ設備」という区分を新しくつくりました。施行は2026年3月31日です。屋外などに置くテント型・バレル型のサウナ室で、放熱設備の定格出力が6kW以下、熱源が薪か電気のものが対象です。まわりの燃えやすいものとの距離や、異常時に熱源を止める装置などの基準が示されました。
家の中につくるサウナ室は、これとは別に「一般サウナ設備」として、これまでの基準が適用されます。
「自宅のサウナは届出がいらない」と、ひとまとめには言えません。国が示したのは条例の「例」で、実際の決まりは市町村ごとの火災予防条例で決まります。屋内型は扱いも別です。計画の段階で、管轄の消防署に確認します。また、表の「トレーニング12.3%」は筋トレだけの数字ではなく、ランニングマシンなどを含みます。ゴルフのコースと練習場は重なる人がいるので、足し算はできません。
では、どうするか
「いつか欲しい」なら、いま全部つくらなくても大丈夫です。天井の高さ、床の補強、電気の配線、壁の下地だけを先に仕込んでおけば、数年後に少ない工事で実現できます。
ユーキハウスには、ゴルフのスコアが70台のスタッフ、自称サウナーのスタッフがいます。実際にやっている人間が、使う側の目線で寸法を確かめます。
- スポーツ庁「令和7年度スポーツの実施状況等に関する世論調査」(2026年3月11日) https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/jsa_00234.html
- 総務省消防庁「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令等の公布」(2025年11月12日) https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/251112_yobou_1.pdf
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