えこひいきしてもらうなら「最初の3年」。不具合の約半分は、築3年までに見つかっている
住宅相談の統計では、新築の不具合の47.9%が築3年未満で見つかっています。値引きより先に確かめたいのは、引き渡したあとに誰が来てくれるかです。

契約の前は、住宅会社がいちばん熱心な時期です。では、引き渡しのあとはどうでしょう。家づくりの満足は、住みはじめてからの数年で決まることが少なくありません。
- 新築の不具合の相談では、47.9%が築3年未満までに見つかっている
- 苦情の相手は「新築時の施工業者」が73.3%。相談者の52.5%は修補を望んでいる
- 注文住宅を選んだ理由の1位は「信頼できる住宅メーカー/不動産業者だったから」で53.1%
不具合は、いつ見つかるのか
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計(2025年度)では、新築の不具合の相談のうち、時期がわかるものの47.9%が築3年未満まででした。設備などの「性能不足」は、1年未満が5割を超えます。そして築9〜10年で、もう一度増えます(7.4%)。
木は乾き、建物は少しずつ動きます。最初の数年に建具の調整やクロスのすき間が出るのは、めずらしいことではありません。大事なのは、そのときに見てもらえるかどうかです。
相談している人は、何を望んでいるのか
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 苦情の相手が「新築時の施工業者」 | 73.3% |
| 解決の希望が「修補」 | 52.5% |
| 解決の希望が「損害賠償」 | 24.9% |
| 解決の希望が「契約解消」 | 8.1% |
半数以上は、お金ではなく「直してほしい」と言っています。直しに来てくれる関係があれば、相談窓口に電話をする前に終わる話です。
みんなが最後に選んだ理由
国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査で、注文住宅を建てた世帯が挙げた選択理由の1位は「信頼できる住宅メーカー/不動産業者だったから」(53.1%)でした。新築であること(45.9%)や、デザイン・広さ・設備(43.8%)より上です。
「新築の半分は3年以内に不具合が出る」ではありません。47.9%は、不具合の相談のうち発生時期がわかっているものの中での割合です。新築全体の発生率ではなく、相談件数は欠陥と確定した件数でもありません。
では、どうするか
契約の前に、住宅会社へ聞いてみてください。
- 引き渡しのあと、点検は何回、いつ来るか
- 点検に来るのは誰か。建てた人と同じ会社か
- 保証の対象と期間は、書面で出るか
- 10年を過ぎたあと、どこに相談すればいいか
ユーキハウスは、リフォームも数多く手がけてきた会社です。築10年、20年の家がどう傷み、どこにお金がかかるかを、現場で見てきました。だから、建てる前から「建てたあとの話」をします。定期点検は、3か月・6か月・1年・2年・5年・10年。内容は保証・アフターサービスのページにまとめています。
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2026」(2026年9月30日) https://www.chord.or.jp/documents/tokei/soudan_siryou_web/2026/NP2026.pdf
- 国土交通省「令和7年度住宅市場動向調査 報告書」(2026年7月17日) https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002012180.pdf
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